今の水冷エンジンの殆どが、アルミブロックのドライライナーです。
更にはアルミブロックで、ライナーレス。
ところがGPZ600/400Rのシリンダーはアルミブロックのウェットライナー。
シリンダーやクランクケースはアルミで、ライナーは鉄です。
ライナーが直接冷却水に触れるので、鉄スリーブを鋳込んだドライライナーより冷却効果は高いです。
しかしながら、冷却水の管理が悪いとライナーが腐食して、冷却系が錆びて詰まります…。
さて、この車輌はどうでしょうか。
走っていた当時は相当に管理の行き届いた車輌でしたが、あれから何年も放置しています。
一抹の不安がぬぐえません。